教育

オープンクラス

本学科では、高校生のための数学・夏の学校を、毎年8月に開催しています。詳細はこちら

本学科の教員によるミニ講義はこちら。

学部

カリキュラムの特色

 本学科のカリキュラムは、高校で学んだ数学をベースに、基礎的な具体例から学習し、徐々に抽象的な概念を理解できるよう、工夫されています。実際、1・2年次に開講される講義のほとんどに演習科目が配置され、積極的に問題を解くことによって基礎学力と実践力を身につけることができます。3・4年次では、そうして培った基礎学力を土台に、根幹となる代数学、幾何学、解析学、応用数理の基盤分野について、大学院までつながる高いレベルのカリキュラムが、系統立てて構築されています。

前 期後 期
1年次 ◎微分積分Ⅰ ◎微分積分Ⅰ演習
◎線形代数Ⅰ ◎線形代数Ⅰ演習
◎微分積分Ⅱ ◎微分積分Ⅱ演習
◎線形代数Ⅱ ◎線形代数Ⅱ演習
◎集合と論理 ◎集合と論理演習
2年次 ◎微分積分Ⅲ ◎微分積分Ⅲ演習
◎線形代数Ⅲ ◎線形代数Ⅲ演習
◎解析入門Ⅰ ◎解析入門Ⅰ演習
◎離散数学入門
◎位相空間論  ◎位相空間論演習
◎解析入門Ⅱ ◎解析入門Ⅱ演習
◎確率統計  ◎応用数理概論Ⅰ
◎代数学序論 ◎代数学序論演習
◎幾何学序論 ◎幾何学序論演習
3年次 数理科学総論
代数学A 幾何学A  解析学A  解析学C
応用数理概論Ⅱ 計算の数理Ⅰ
アルゴリズムA アルゴリズムA演習
代数学B 幾何学B  解析学B
代数学C 幾何学C  応用数理概論Ⅲ
数学英語 計算の数理Ⅱ
情報システム  情報システム演習
アルゴリズムB アルゴリズムB演習
4年次 ◎数理科学特別研究Ⅰ
代数学特別講義Ⅰ 代数学特別講義Ⅱ
解析学特別講義Ⅰ 解析学特別講義Ⅱ
幾何学特別講義Ⅰ 応用数理特別講義Ⅰ
◎数理科学特別研究Ⅱ
代数学特別講義Ⅲ  解析学特別講義Ⅲ
幾何学特別講義Ⅱ  幾何学特別講義Ⅲ
応用数理特別講義Ⅱ 応用数理特別講義Ⅲ

◎は必修科目

 難解な問題に直面したとき、出口が見えない中で試行錯誤しながら、少しずつ解に近づいていく。そうした体験を繰り返しながら、課題を解決する応用力とストレスに負けない強靭な精神力を身につけ、実社会に力強く羽ばたいていくこと。それが本学科の目指すゴールです。

取得できる免許・資格

  • 学士(理学):卒業が要件
  • 中学校教諭一種免許(数学):教職及び教科に関する科目の単位修得と卒業が要件
  • 高等学校教諭一種免許(数学):教職及び教科に関する科目の単位修得と卒業が要件

卒業後の進路

 最近の状況は、以下の通りです。

  • 博士前期課程進学(毎年20名弱)
  • 中学・高校教員(毎年数名程度):神奈川県、東京都、私学など
  • 民間企業:インテリジェンス、NECソリューションイノベータ、日本生命  日本メナード、富士通、住友生命、りそな銀行、協和エクシオ、東京都民銀行  ニッセイ情報テクノロジー、アルファシステムズ、大塚商会、学究社など

授業外学修

数理科学図書室

 南大沢キャンパス8号館6階には、 大学院生向けの専門書・学術雑誌、学部生向けの和書・雑誌、自習スペースを備えた数理科学図書室があります。都内有数の規模を誇る豊富な蔵書と、充実した電子ジャーナルを、快適な環境下で利用することができます。

理工数学相談室・MathClinic

 大学院生のティーチング・アシスタントが、授業等に関する質問に答えるブースです。つまづきがちな初年次教育を、利用者の立場に立って、毎日サポートしています。他学科の利用者も含めると、年間約500件の利用があります。

大学院

カリキュラムの特色

代数学、幾何学、解析学、応用数理のコア科目、分野横断科目、先端研究を紹介する科目、 論文作成・プレゼンテ ーション等の研究リテラシーを扱う必修科目、学位論文を指導する必修科目を、バランスよく配置しています。

博士前期課程博士後期課程
コア 代数学概論 代数学特別講義
幾何学概論 幾何学特別講義
解析学概論 解析学特別講義
応用数理概論 応用数理特別講義
先端代数学特別講義
先端幾何学特別講義
先端解析学特別講義
先端応用数理特別講義
分野横断 数理科学特別講義
先端研究 代数学特論
幾何学特論
解析学特論
応用数理特論
先端代数学特論
先端幾何学特論
先端解析学特論
先端応用数理特論
研究リテラシー ◎数理科学演習 数理科学特別演習
学位論文指導 ◎数理科学セミナー ◎数理科学特別セミナー

◎は必修科目

取得できる免許・資格

  • 修士(理学):博士前期課程修了が要件
  • 博士(理学):博士後期課程修了が要件
  • 中学校教諭専修免許状(数学):教職及び教科に関する科目の単位修得と修了が要件
  • 高等学校教諭専修免許状(数学):教職及び教科に関する科目の単位修得と修了が要件

修了後の進路

 博士前期課程修了者の、最近の状況は以下の通りです。

  • 博士後期課程進学(毎年数名程度)
  • 中学・高校教員(毎年数名程度):東京都、神奈川県、横浜市、富山県、私学など
  • 官公庁(毎年数名程度):文部科学省、埼玉県庁、川崎市役所、海老名市役所など
  • 民間企業:キャノンITソリューションズ、JR東日本情報システム、ソニー生命 大和総研グループ、オービック、NTTデータアイ、新日鉄住金ソリューションズ NTTデータ、日立ソリューションズ、ドコモ・システムズ、トッパンフォームズ 野村総合研究所、NTT東日本、JR東日本、ソフトバンク、日立システムズなど

 博士後期課程修了者の、最近の状況は以下の通りです。

  • 研究教育機関:埼玉大学教育学部、群馬大学理工学部、前橋工科大学工学部、 京都大学理学部、徳島大学理工学部、宮崎大学教育学部、モンゴル国立大学、 高知工業高等専門学校、長岡工業高等専門学校、小山工業高等専門学校、 久留米工業高等専門学校、学振特別研究員(大阪市立大学、北海道大学)など
  • 中学・高校教員等:国立(東京都)、私学など
  • 官公庁・民間企業:防衛省、楽天、東芝

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