専攻長メッセージ

 東京都立大学理学研究科数理科学専攻では、各分野の研究成果の社会還元の一環として、一般の方々を対象に、数理科学の最前線の研究や展望を紹介するコロキウム(談話会)を開催しております。

 今回は、以下の内容で開催いたしますので、奮ってご参加ください。この機会に、本専攻に対するご理解を、より一層深めていただければ幸いに存じます。

プログラム

 
第23回数理科学コロキウム 〜数理科学の最前線と展望〜 2026年5月23日(土)
東京都立大学 南大沢キャンパス 12号館101教室
10:30 三浦 達彦 氏 “薄膜領域上の偏微分方程式の厚さゼロ極限”
概要:薄膜領域あるいは薄い領域とは、空間内のある方向への幅(厚さ)が非常に小さい領域です。薄い金属板の温度変化、細い棒の変形、大気や海洋の運動など、様々な自然現象が薄膜領域上の偏微分方程式によって記述されます。薄膜領域上の偏微分方程式に関する重要な問題として、「領域の厚さをゼロに近づけると何が起きるのか」を調べる厚さゼロ極限の問題があります。本講演では、薄い長方形で物体の温度変化を記述する熱方程式を考え、厚さゼロ極限で何が起きるのかを紹介します。その後、私のこれまでの研究について、結果を簡単に紹介したいと思います。
11:20
休憩
11:30 赤穂 まなぶ 氏 “シンプレクティック幾何学の世界”
概要:シンプレクティック多様体とは、非退化な閉2次微分形式を持つ多様体のことをいいます。その起源は解析力学における相空間です。本講演では、シンプレクティック多様体の起源から出発し、シンプレクティック幾何学の概観を述べたあと、Hamilton力学系と多様体のトポロジーを結びつけるArnold予想について解説を行いたいと思います。
12:20
休憩
13:30
以降
2026年度大学院説明会(理学研究科数理科学専攻)

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