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東京都立大学 理学部 化学科
新着情報

大庭佑斗君と藤掛隆一君が触媒討論会で学生ポスター発表賞を受賞しました.(2024/10/11)
本専攻博士後期課程1年の大庭佑斗君と博士前期課程1年の藤掛隆一君が,第134回触媒討論会において学生ポスター発表賞を受賞いたしました.二人は,それぞれ「低周波振動により駆動する触媒反応系の開発」と「低周波振動で駆動する振動触媒反応に向けた圧電触媒の開発」の発表が優秀と認められました. 
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楠本周平教授が令和6年度錯体化学会研究奨励賞を受賞しました.(2024/9/26)
本専攻楠本周平教授(有機合成化学研究室)が、錯体化学会より令和6年度「研究奨励賞」を受賞しました。受賞題名は以下の通りです。
「Heterolytic Bond Cleavage and Formation based on the Metal-Ligand Cooperative Function of Cyclopentadienone Metal Complexes」
独自の金属錯体設計による、新規な結合切断・形成反応の開発と、それを活かした触媒的有機合成手法の開発に関する内容が学術的に高く評価されました。
錯体化学会HPはこちら
国際化学オリンピックの日本代表高校生の指導・学習支援を担当しました.(2024/9/9)
本学科の下山大輔助教と吉川聡一助教が国際化学オリンピックの日本代表高校生の学習支援(実験指導)を行いました。本専攻博士前期課程1年の繻エ周子さん、川津美菜穂さん、佐藤俊輔さんがアシスタントを担当しました。実験指導を受けた高校3年生は銀メダルを受賞しました。 
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国際化学オリンピックはこちら
衣料廃棄物やプラスチック廃棄物からのPETのケミカルリサイクル新手法を開発
                                         (2024/9/9)
有機化学研究室で、入手容易で安価な塩化鉄触媒を用いるアルコールによるPET(ポリエチレンテレフタレート)の分解・ケミカルリサイクル手法を開発しました。過剰の酸や塩基の要らない手法で、例えば衣料廃棄物(PETと木綿の混合物)から定量的にPETのみを分解することができます。Eurek AlertでAltmetric Top3%の成果として紹介されました。 
Aurek Alertはこちら
論文はこちら。 タイトル: Depolymerization of PET with ethanol by homogeneous iron catalysts applied for exclusive chemical recycling of cloth waste.
有機化学研究室の研究成果がNJC誌の表紙で紹介されました.(2024/9/3)
環状オレフィンの開環メタセシス重合による立体規則性ポリマーの合成を可能にする高性能バナジウム錯体触媒の合成に関する研究成果が、英国化学会のNew Journal of Chemistry誌の表紙で紹介されました(特集・招待論文)。表紙の図は博士前期課程1年の繻エ周子さんが作成しました。 
雑誌表紙はこちら または こちら
論文はこちら。 タイトル: Vanadium(v) arylimido alkylidene N-heterocyclic carbene complexes containing fluorinated alkoxide or halogenated phenoxide ligands for the syndiospecific ROMP of cyclic olefins.
野村琴広教授が2023年度「石油学会学会賞(学術部門)」を受賞しました.(2024/2/24)
有機化学研究室の野村琴広教授が、公益社団法人 石油学会より2023年度「石油学会学会賞(学術部門)」を受賞しました。受賞題名は以下の通りです。
「前周期遷移金属錯体触媒による高機能オレフィン系ポリマーの創製と選択的オリゴマー化」
独自の設計概念に基づく高性能チタン錯体触媒の設計・合成と汎用オレフィンからリサイクル可能な新規オレフィン系高分子機能材料の創製、エチレン二量化に高い触媒活性・選択率を示す高性能バナジウム・ニオブ錯体触媒の創製、及び反応機構解析に関する先導的な研究成果が学術的に高く評価されました。 
石油学会HPはこちら
野村琴広教授が2023年度「高分子学会学会賞」を受賞しました.(2024/2/21)
有機化学研究室の野村琴広教授が、公益社団法人 高分子学会より2023年度「高分子学会学会賞」を受賞しました。受賞題名は以下の通りです。
「遷移金属錯体触媒によるオレフィンメタセシス重合を基盤とした新規ポリマーの創製」
"Synthesis of New Polymers by Olefin Metathesis Polymerization Using Transition Metal Complex Catalysts"
分子触媒によるオレフィンメタセシス重合の特徴、特にポリマー末端の定量的な官能基化を起点とする新規構造材料の創製、及び独自のバナジウムやニオブ触媒の開発とその特徴を活かした新規材料の創製に関する内容が学術的に高く評価されました。 
高分子学会HPはこちら
蒋友淑さんと宮本岳君がアジアポリオレフィン国際会議で優秀ポスター賞を受賞しました.
                                        (2023/12/26)
本専攻博士後期課程3年のJiang Youshu(蒋友淑、写真)さんと博士前期課程1年の宮本岳君が、Asian Polyolefin Workshop 2023(アジアポリオレフィン国際会議2023、APO2023)で優秀ポスター賞を受賞しました。それぞれ"Syndiospecific Polymerization of Trialkylsilylstyrene and the Ethylene Copolymerization by Half-Titanocene Catalysts"と"Synthesis and Characterization of Biobased Polymers with Long-chain Fatty Acids and Oligopeptides as Component Unit"に関する研究が優秀とと認められました。57件中、Jiangさんは第1位、宮本君は第3位の評価をいただきました。 

鵜木邑映さんが国際会議C&FC2023で優秀ポスター賞を受賞しました. (2023/12/9)
本専攻博士前期課程2年の鵜木邑映さんが、International Symposium on Catalysis and Fine Chemicals 2023(ファインケミカルズ合成触媒国際会議2023、C&FC2023)で優秀ポスター賞を受賞しました。「Ring closing metathesis (RCM) of nonconjugated dienes by (arylimido)vanadium(V)-alkylidene catalysts supported by NHC ligand」の発表が優秀と認められました。 

鵜木邑映さんがバナジウム化学国際会議で優秀ポスター賞を受賞しました. (2023/11/29)
本専攻博士前期課程2年の鵜木邑映さんが、The 13th International Vanadium Symposium(第13回バナジウム化学国際会議)で優秀ポスター賞を受賞しました。「Development of ring-closing metathesis reactions by vanadium(V)-alkylidene catalysts」の発表が優秀と認められました。 

有機化学研究室の研究成果が米国化学会のVirtual Collectionsで紹介されました.
                                        (2023/10/17)
有機化学研究室の研究成果が米国化学会の専門誌Organometallicsのvirtual特集号"Trends in Applied Organometallic Chemistry(有機金属化学の最近の展開)"で紹介されました.立体規則性ポリマーの合成を可能にする高性能バナジウム分子触媒の設計・合成に関する論文です. 
特集号はこちら
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野村琴広教授らが植物由来で分解・リサイクル可能で物性に優れたポリエステルを開発.
                                        (2023/10/6)
野村琴広教授らの研究グループは、JST戦略的創造研究推進事業(CREST)において、非可食の植物資源から、分解・リサイクル可能で、汎用プラスチックより柔軟で強度に優れるバイオベースポリエステルを開発しました。研究成果は米国化学会のACS Macro Letters誌に掲載されました。同誌で最もアクセス数の多い(Most Read)論文として紹介されました。
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JSTのサイトはこちら。英語版(EurekAlert!)はこちら
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松本佑一君が国際会議IPC2023でポスター賞を受賞しました. (2023/9/19)
本専攻博士後期課程を3月に修了した松本佑一君(現在は客員研究員)が、第13回国際高分子会議(The 13th SPSJ International Polymer Conference: IPC2023)で優秀ポスター賞(ACS Macro Letters Award)を受賞しました。 「Polymer composite of plant-based linear and cross-linked polyesters with cellulose nanofibers and their mechanical properties」の発表が優秀と認められました。
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有機化学研究室の研究成果が米国化学会のVirtual Collectionsで紹介されました.
                                         (2023/7/24)
有機化学研究室の研究成果が米国化学会のオープンアクセスジャーナル(Au)の特集号"Contemporary Catalysis(現代の触媒科学)"で紹介されました.オレフィン重合におけるカチオン性の活性種と対アニオンとの相互作用に基づく高機能触媒の創製に関する研究で、AGC(株)との共同研究の成果です. 
特集号はこちら
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有機化学研究室の最近の研究成果がJSTnewsで紹介されました.(2023/7/12)
有機化学研究室の最近の研究成果(ケミカルリサイクル)と研究室の様子が科学技術振興機構(JST)よりJSTnews2023年7月号の特集記事で紹介されました。 
JSTnewsはこちら
安藤孝史君と富樫直之君が第61回NMR討論会で優秀発表賞を受賞しました.(2023/2/15)
本専攻博士前期課程2年の安藤孝史君と博士前期課程1年の富樫直之君が,日本核磁気共鳴学会年会の第61回NMR討論会において優秀ポスター賞を受賞いたしました.二人は,それぞれ「Structure determination of a human multi-domain protein, GRB2, by paramagnetic NMR」と「Structural analysis bysolution NMR reveals a unique interaction between GMPPNP-bound K-Ras4BG12V and Rgl2RBD」の発表が優秀と認められました. 

Go Lance O'Hari P.君がISFR2022で優秀講演賞を受賞しました.(2022/12/16)
本専攻博士後期課程3年のGo Lance O'Hari P.君が11th International Symposium on Feedstock Recycling of Polymeric Materials 2022で優秀講演賞(第2位)を受賞しました。「Functional Bio-based Polymer Network Synthesis via ADMET Polymerization」の発表が優秀と認められました。 

有機化学研究室の研究成果紹介ビデオがYouTubeで公開されました.(2022/11/26)
ポリエステルや植物油から有用化学品を効率良く合成する高性能チタン錯体触媒に関する論文の成果紹介ビデオ(ACS Sustainable Chemistry & Engineering 誌に掲載)が米国化学会のYouTubeチャンネルで公開されました。Letters from Emerging Scholarsとして雑誌のTopページにも掲載予定です。
ビデオはこちら
豊田創大君が大気化学討論会で学生優秀発表賞を受賞しました.(2022/11/26)
本学科4年生の豊田創大君が、第27回大気化学討論会において学生優秀発表賞を受賞しました。「航空機用ジェットエンジンオイル粒子の揮発特性の粒子生成温度依存性」の発表が優秀と認められました。 

野村琴広教授らがポリエステルの分解・ケミカルリサイクルを実現する高性能触媒を開発
                                        (2022/9/19)
JST戦略的創造研究推進事業(CREST)および国際科学技術共同研究推進事業(戦略的国際共同研究プログラム、SICORP)において、野村琴広教授らの研究グループは、ポリエステルや植物油から有用化学品を効率良く合成する2種類の高性能触媒を開発しました。研究成果は米国化学会のACS Sustainable Chemistry & Engineering 誌に紹介されました(2報)。
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JSTのサイトはこちら
論文1(酸化カルシウム触媒):タイ・チュラロンコン大との共同研究。Sudhakaran Swethaさん(博士後期課程3年)がほとんどの実験を担当
論文2(チタン錯体触媒):触媒造解析は無機化学研究室の山添教授と吉川助教との共同研究。青木智志君(2022年3月博士前期課程修了)と大木友理子さん(博士前期課程1年)が実験を担当
Swetha SudhakaranさんがICEC2022で優秀ポスター賞を受賞しました.(2022/8/20)
本専攻博士後期課程3年のSwetha Sudhakaranさんが,12th International Conference on Environmental Catalysisにおいて優秀ポスター賞を受賞しました。「Efficient conversion of fatty acid esters and depolymerization of aliphatic polyesters by CaO catalyzed transesterification」の発表が優秀と認められました。 

大谷優太郎君が理論化学討論会で優秀ポスター賞を受賞しました.(2022/7/1)
本専攻博士前期課程2年の大谷優太郎君が,第24回理論化学討論会において優秀ポスター賞を受賞しました。「DOCI-DMRG-PT2法の開発」の発表が優秀と認められました。 
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山添誠司教授の研究成果が日本テレビで紹介されました.(2021/11/4)
NEDOプロジェクト「未踏チャレンジ2050」で開発している空気中の二酸化炭素を取り除くDirect Air Capture(DAC)技術が11月3日に放送された日本テレビ「news every」で紹介されました. 
動画はこちら
小林優也君が日本地球惑星科学連合大会で学生優秀発表賞を受賞しました.(2021/10/30)
本専攻博士後期課程1年の小林優也君が,日本地球惑星科学連合2021年大会において大気水圏化学セクション学生優秀発表賞を受賞しました。「A new method for quantifying sodium sulfate, sodium nitrate, and sodium chloride aerosols」の発表が優秀と認められました。 
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廣田耕志教授らがゲノム上でシグナル経路を統合し遺伝子を活性化させる機構を解明.
                                          (2021/9/9)
生き物が環境適応する際には遺伝子の適切な活性化が不可欠です。その際に、転写因子が必要な遺伝子に結合しますが、膨大なゲノム配列からどの様にして転写因子が適切な結合部位を探して結合しているのか不明でした。廣田耕志教授らはボストン大学との共同研究で、ゲノム上でシグナル経路を統合し適切に遺伝子を活性化させる機構を明らかにしました。 
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廣田耕志教授らがPARP阻害薬品による癌治療効果を決定する因子を解明.(2021/6/10)
抗癌剤は一般に副作用が強い為に、治療開始前にその治療効果を予測することが望ましい。今回、XRCC1タンパク質の機能がPARP阻害治療薬品の治療効果に決定的な影響を及ぼすことを、廣田耕志教授が京都大学とサセックス大学との共同研究で明らかにしました。 
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三島正規客員教授、伊藤隆教授らが光スイッチタンパク質の分子構造を解明.(2021/5/14)
RcaEの赤色光吸収型のX線結晶構造を高精度で決定し、ユニークな「穴開きバケツ」構造を発見しました。計算科学的手法によりタンパク質内部構造や水分 子のダイナミクスを明らかにし、また核磁気共鳴分光法(NMR)によって、緑色光吸収型においてビリン発色団の水素イオンの脱離 が起こっていることを実証しました。これらの複合的な解析アプローチにより、穴開きバケツ構造は水素イオンの通り道として機能し ている可能性が示唆されました。
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有機化学研究室の研究成果がACS Sustainable Chem & Eng 誌で紹介されました.
                                        (2021/4/17)
天然に豊富に存在する植物油から長鎖脂肪族ポリエステルを合成する触媒技術(オレフィンメタセシスとタンデム水素化)及びその関連技術が、グリーンサステイナブル化学のトップジャーナルである、ACS Sustainable Chemistry & Engineering 誌にPerspectiveとして紹介されました。本課題は科学技術振興機構のE-Asia国際共同研究プログラム及び東京都高度研究のプロジェクトとして取り組んでいる研究です。本論文は広く一般公開(オープンアクセス)しており、雑誌の表紙としても紹介され、同誌で最近最もアクセス数の多い論文として紹介されました。
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有機化学研究室の研究成果がACS Omega誌のMost Read Artilesとして紹介されました.
                                        (2021/4/2)
新規光学活性ビス(オキサゾリン)配位子を有する中性及びカチオン性のパラジウム錯体の合成と構造解析に関する論文(2017年 掲載)が、米国化学会のオープンアクセスジャーナルであるACS Omega誌の最近1年間で最も読まれた論文として紹介されています。この論文は、配位子上の置換基が不斉合成の反応中心にどのような効果を及ぼすかを、 単結晶の構造解析も含めてまとめた内容で、堤健元特任准教授と野村教授との共同成果です。
論文はこちら
Most Read Articles, ACS Omegaはこちら
松山知樹君が触媒討論会の学生ポスター賞を受賞しました.(2021/3/24)
本専攻博士前期課程2年の松山知樹君が,第127回触媒討論会学生ポスター賞を受賞しました.「200 Hz以下の振動を利用した振動触媒反応」の発表が優秀と認められました.本学科4年生の宇野太喜君との共同成果です.
こちら

有機化学研究室の研究成果がVery Important Publicationとして掲載されました.
                                        (2021/1/23)
立体特異性オレフィンメタセシス反応に関する最近の研究成果をまとめた総説が、Advanced Synthesis & Catalysis誌でVery Important Publicationとして紹介されました.本誌の表紙(Front Cover Article)としても紹介される予定です.JSPSのBridge Fellowshipで2019年に在籍されたカイロ大学のKamal Dawood教授との共著です.
論文はこちら
小泉太貴君が若手ポスター賞を受賞しました. (2020/11/21)
本専攻博士前期課程2年の小泉太貴君が,第59回NMR討論会において若手ポスター賞を受賞しました.「光受容タンパク質GAFドメインにおける発色団の プロトン化状態の解析」の発表が優秀と認められました.

松山知樹君が触媒討論会の学生ポスター賞を受賞しました. (2020/10/6)
本専攻博士前期課程2年の松山知樹君が,第126回触媒討論会学生ポスター賞を受賞しました.「低周波振動をエネルギー源とする“振動触媒”反応系の開 発」の発表が優秀と認められました.
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三島正規准教授らが自家不和合性の自他識別機構を解明しました. (2020/10/2)
アブラナ科植物の自家不和合性において、花粉拒絶反応を誘導するリガンド・受容体複合体立体構造とそれらの相互作用について調べました。自他の識別を行う リガンドと受容体のアミノ酸が特定され、自己と非自己を区別するしくみが理解できるようになりました.
詳しくはこちら
松山知樹君がXAFS討論会の学生奨励賞を受賞しました. (2020/9/17)
本専攻博士前期課程2年の松山知樹君が,第23回XAFS討論会学生奨励賞を受賞しました.「HERFD-XASによる配位子保護金クラスターの電子状態 解明」の発表が優秀と認められました.

有機化学研究室の研究成果がOrganometallics誌の表紙で紹介されました. (2020/9/1)
球状ポリマー表面へのチタン錯体の固定化と触媒機能に関する研究成果が、米国化学会のOrganometallics誌の表紙で紹介されました。審査員に よる評価が高く、Editorから表紙の図の作成を依頼されたものです。なお、論文中のXANESスペクトル(SPring-8 で測定)は無機化学研究室の山添誠司教授が協力しました。
表紙の紹介はこちら
研究成果はこちら
伊與田正彦名誉教授・西長 亨准教授らの論文がJACS SPOTLIGHTSで紹介されました.
                                          (2020/4/8)
二重ドーナツ型の超分子コイル(磁気に応答して電気が流れる巨大なチオフェン環状分子の二量体)に関する論文が、アメリカ化学会 誌 (J. Am. Chem. Soc.) に掲載され、JACS誌で発表された多くの論文の中から注目の論文を厳選して紹介するJACS SPOTLIGHTSに取り上げられました。
研究内容の日本語での紹介はこちら
論文はこちら
Spotlightsでの紹介はこちら
坂部将仁君がChemistry Letters Young Awardを受賞しました。 (2020/2/3)
本専攻博士後期課程2年坂部将仁君が,第46回有機典型元素化学討論会において優秀講演賞を受賞し,その中でも特別講演賞に選ばれ,Chemistry Letters Young Awardを受賞いたしました.「7配位スチボニウムカチオン[14-Sb-7]+の合成とその構造」の発表が優秀と認められました。坂部君の本討論会に おける優秀講演賞受賞は,2年連続となります.

大岡正人君がNIHのNCATS Director's award 2019を受賞しました. (2019/10/30)
本専攻博士後期課程3年の大岡正人君が米国NIH研究所よりNCATS Director's award 2019を受賞しました.皮膚毒性試験に関する研究が優秀と認められました.

安田健人君が日本物理学会の学生優秀発表賞を受賞しました. (2019/5/17)
本専攻博士後期課程2年の安田健人君が,第74回年次大会(2019年)日本物理学会学生優秀発表賞を受賞しました.「構造流体中の三つ玉スイマーの遊 泳」の発表が優秀と認められました.こちら
好村滋行准教授らが皮膚がんの形態形成の数理モデルを開発しました. (2019/3/25)
本専攻の好村滋行准教授らの研究グループは,メラノーマなどの皮膚がんの形態形成を説明する数理モデルを考案し,病理学的に観察される皮膚がんの異なるパ ターンは,がん細胞の増殖率と流体力学的相互作用の強さの違いに起因することを明らかにしました.Physical Review Eに掲載された論文は,Editors’Suggestionに選定され、Physicsで紹介されました.
詳細はこちら. Physicsでの紹介はこちら. 論文はこちら
野村琴広教授が2018年度触媒学会学会賞を受賞しました. (2019/1/11)
本専攻の野村琴広教授が触媒学会より平成30年度学会賞(学術部門)を受賞しました.「オレフィンの精密重合・二量化に有効な高性能チタンおよびバナジウ ム分子触媒の設計」に関する業績で,化学品(ファインケミカルズ)の環境低負荷型の効率的な合成反応や新しい高機能ポリマーの開 発に有効な,独自の設計指針に基づく高性能分子触媒の創製に関する内容が学術的に高く評価されました. 詳細はこちら
青木大峻君が国際会議で最優秀ポスター発表賞を受賞しました. (2018/12/26)
本専攻博士前期課程1年 青木大峻君(有機化学研究室)が、タイ・バンコクで開催されたInternational Conference on Advanced and Applied Petroleum, Petrochemicals, and Polymers 2018 (ICAPPP 2018)において、優秀ポスター賞(英国王立化学会賞)及び最優秀ポスター発表賞(約120件中1位)を受賞しました.「Synthesis of Ethylene Copolymers with Styrene, Vinyl Naphthalene, Vinyl Biphenyl By Half-Titanocene Catalysts」に関する研究が最優秀と評価されました.
林原瞳さんが国際会議及び国内会議で優秀ポスター賞を連続受賞しました. (2018/12/22)
本専攻博士後期課程3年 林原 瞳さん(有機化学研究室)が12月にタイ・バンコクで開催のファインケミカルズ合成触媒国際会議2018で優秀ポスター賞(英国化学会Catalysis Science & Technology賞)を受賞しました.「In Situ Generation of Highly Active Vanadium(V)-Alkylidene Catalysts for Ring-Opening Metathesis Polymerization of Cyclic Olefins by Phenoxy Ligand Exchange」に関する研究が優秀と評価されました.詳細はこちら
また、10月に水戸で開催された新学術領域3D活性サイト科学第8回成果報告会においても優秀ポスター賞(大門賞)を受賞しまし た.「シリカ固定化イミドバナジウム錯体の合成と反応性」に関する研究内容が優秀と評価されました.詳細はこちら

坂部将仁君が優秀講演賞を受賞しました. (2018/12/22)
本専攻博士後期課程1年 坂部将仁君が、新潟で開催された第45回有機典型元素化学討論会において優秀講演賞を受賞しました。「スチビニルジカチオン[12-Sb-6]2+の合成 とその構造」の口頭発表が優秀と認 められました.
曹勇君がポスター賞を受賞しました. (2018/12/8)
本専攻博士後期課程2年の曹勇君が、東京で開催された第8回ソフトマター研究会においてポスター賞を受賞しました."Probability flux of a three-sphere micromachine having different temperatures"の発表が優秀と認められました.

好村滋行准教授らが構造流体中の遊泳原理を解明しました. (2018/8/29)
好村滋行准教授らの研究グループは、高分子ゲルや高分子溶液に代表される構造流体中のマイクロスイマーの遊泳機構に関する論文をEurophysic Lettersに発表しました.
詳細はこちら. 論文はこちら. 
Ahmed Salah Abdelkareem Ali君が若手優秀講演賞を受賞しました.(2018/7/11)
本専攻博士後期課程1年 Ahmed Salah Abdelkareem Ali さんが第55回アイソトープ・放射線研究発表会 若手優秀講演賞を受賞しました.「Mossbauer and photoactivity study of slag glass samples」の発表が優秀と認められました.
坂部将仁君が優秀ポスター賞を受賞しました.(2018/7/11)
本専攻博士後期課程1年 坂部将仁君が、第53回有機反応若手の会において優秀ポスター賞を受賞しました。「Synthesis and Characterization of Stibinyl Dications [12-Sb-6]2+ (スチビニルジカチオン[12-Sb-6]2+の合成と性質)」の発表が優秀と認められました.
野村琴広教授の研究成果がJACIニュースレターで紹介されました.(2018/6/17)
高性能オレフィン重合触媒の設計・創製:チタンおよびバナジウム錯体触媒に関する研究成果が、新化学技術推進協会のグリーン・サステイナブル ケミストリー ネットワーク(GSCN)で刊行するJACIニュースレター(研究最前線)で紹介されました.
こちら
森下さくらさんが若手優秀発表賞を受賞しました.(2018/6/1)
本専攻博士前期課程1年 森下さくらさんが4th Mediterranean Conference on the Applications of the Mossbauer Effect (MECAME 2018)においてYoung Scientist Best Paper Awardを受賞しました.「57Fe-Mossbauer and Magnetic Properties of Iron Oxide Nanoparticles in Silica Matrix Prepared by Sol-gel Method」の発表が優秀と認められました.
菅野翔平君が学生講演賞を受賞しました.(2018/4/17)
本専攻博士後期課程2年 菅野翔平君が日本化学会第98春季年会において学生講演賞を受賞しました.「Highly Efficient Search of Novel Perovskite Solar Cell Materials by Combining First-principle Calculations and Machine Learning」の発表が優秀と認められました.
詳細はこちら
白井直樹助教らが畑で見つかった鉄の塊を鉄隕石と鑑定しました.(2018/3/3)
2012年に岐阜市内の畑で見つかった鉄の塊が鉄隕石であることがわかりました.これは,白井直樹助教らの調査チームが鉄の塊の一部を分析して判明したも のです.この鉄隕石は「長良隕石」と命名されました.
詳細はこちら
稲垣昭子准教授の研究成果が日経産業新聞で紹介されました.(2018/2/21)
可視光に応答するパラジウム触媒を用いたポリマー合成の制御に関する研究成果を日経産業新聞が紹介しました.
詳細はこちら.論文はこちら. S. Kikuchi et al., Organometallics 37, 359-366 (2018)
好村滋行准教授らがソフトマター中の新しい遊泳機構を発見しました.(2017/3/30)
 好村滋行准教授らの研究グループは、ソフトマターのような粘弾性体中を遊泳するマイクロマシン(スイマー)の動作機構について調べ、スイマーの遊泳速度 とソフトマターの粘性率や弾性率を結びつける関係式を理論的に導出しました。この関係式に基づくと、ソフトマター中のスイマーの 運動では「ホタテ貝の定理」が破れることや、スイマー自身の構造非対称性が重要であることが明らかになりました。
詳細はこちら
野村琴広教授が高機能な導電性ポリマーの精密合成法を開発しました.(2017/3/29)
「高機能な導電性ポリマーの精密合成法を開発〜有機エレクトロニクスの発展に貢献する光機能材料の開発に期待〜」 共役ポリマーの両末端に異なる官能基を定量的に導入する精密重合・合成手法を開発しました. ドイツ化学会Angew. Chem. Int. Ed.誌に掲載され,ハイライト論文として裏表紙で紹介される予定です. また,欧州の学術雑誌に掲載された論文からのハイライトとして,ChemistryViews.orgに紹介記事が掲載される予定です.
詳細はこちら.または,こちら. 論文はこちら
野村琴広教授の研究成果がPerspective Accountsとして掲載されました.(2017/1/12)
 オレフィンメタセシスに高性能を発現するバナジウム触媒の創製と関連化学に関する成果を、英国化学会のDalton Transactions誌にPerspectiveとして紹介しました.本論文は、2017年巻頭誌の裏表紙に取り上げられました.
 論文はこちら. 裏表紙はこちら
岡本隆一特任助教が日本物理学会若手奨励賞を受賞しました. (2016/11/30)
 本専攻岡本隆一特任助教が第11回(2017年)日本物理学会若手奨励賞 (領域12:ソフトマター物理・化学物理・生物物理)を受賞しました."Bubble formation in water with addition of a hydrophobic solute"など3件の論文が優秀と認められました.こちら
Chaimongkolkunasin Sapannaさんが最優秀発表賞を受賞しました. (2016/11/19)
 本専攻博士前期課程2年Chaimongkolkunasin Sapannaさんが台北で開催された国際会議「International Symposium on Catalysis and Fine Chemicals 2016 (C&FC2016)」においてBest Poster Presentation Awardを受賞しました(92件中1位)."Synthesis and Reaction Chemistry of (Imido)Vanadium(V)-Alkylidene Complexes: Highly-Active Olefin Metathesis Catalysts"の発表が優秀と認められました.なお、博士後期課程3年のYan Qing君も2位で優秀発表賞を受賞しました.

村上功一君が学生優秀発表賞を受賞しました. (2016/07/13)
 本専攻博士前期課程1年 村上功一君が日本地球惑星科学連合2016年大会において学生優秀発表賞を受賞しました.「ナノ粒子分析法評価のための凝縮粒子発生法の開発」の発表が優 秀と認められました.
坂部将仁君がRSC Chem.Commun.ポスター賞を受賞しました. (2016/06/09)
 本専攻博士前期課程2年 坂部将仁君が国際会議「13th International Conference on the Chemistry of Selenium and Tellurium (ICCST-13)」においてRSC Chem.Commun.ポスター賞を受賞しました.「Synthesis and Structure of Hexacoordinated Chalcogenonium Salts Bearing 2-Phenylpyridine Ligands (2-フェニルピリジン配位子をもつ6配位カルコゲノニウム塩の合成とその構造)」の発表が優秀と認められました.こちら

砂川晃佑君がYoung Scientist Awardsを受賞しました. (2016/06/09)
 本専攻博士前期課程1年砂川晃佑君が国際会議「2nd Mediterranean Conference on the Application of the Mossbauer Effect (MECAME 2016)」においてYoung Scientist Awardsを受賞しました.「 Local Structure and Magnetic Properties of Iron Phosphate Glass Prepared by Sol-Gel Method (ゾルゲル法により作製した鉄リン酸ガラスの局所構造と磁気的性質)」の発表が優秀と認められました。

竹川暢之教授が2016年度日本気象学会賞を受賞しました. (2016/05/20)
 本専攻竹川暢之教授(環境・地球化学研究室)が「先端計測に基づくエアロゾル生成過程に関する研究」により2016年度日本気象学会賞を受賞しました. オンラインエアロゾル質量分析計を中心とした先端的なエアロゾル分析技術を統合し,東アジアにおけるエアロゾル生成過程の解明に 貢献しました.これらの研究は,気象学の発展に大きな役割を果たすと認められました.詳細はこちら
小林彩保さんが女性大学院生研究奨励賞最優秀賞を受賞しました. (2015/10/26)
 本専攻博士後期課程2年小林彩保さんが2015年度首都大学東京女性大学院生研究奨励賞最優秀賞を受賞しました.本賞は,女性大学院生の意欲的な研究活 動を奨励し、今後も継続的に研究に取り組む動機づけとしてもらうことを目的に本年度に創立されたもので,「リン酸化により制御さ れるRNA結合性マルチドメインタンパク質全長の構造研究」が優秀と認められました。

廣田耕志教授がDNAの突然変異が引き起こされる仕組みを解明しました. (2015/02/11)
 DNAの変異は細胞のガン化のもととなります。一方、DNAの変異は、体の免疫として働く抗体の多様化をもたらします。DNAの変異が発生する分子機構 を、京都大学とケンブリッジ大学との共同研究で、世界で初めて明らかにしました。
 詳しくはこちら
野村琴広教授の論文がACS Editor's Choiceに選ばれました. (2014/11/25)
 有機バナジウム錯体の合成と反応性に関する研究成果がアメリカ化学会のACS Editor’s Choice (Editor推薦の注目論文, Open Access)として紹介されました。
 論文はこちら
この研究は、新学術領域「3D活性サイト科学」の研究課題です。

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