大学・大学院のシステム

  大学と大学院、外部から見ると複雑なシステムに見えてしまうかもしれません。まず、下の図を見てください。大学は、四年制の大学(学部と呼ぶこともあります)、二年制の大学院修士課程、そして三年制の大学院博士課程から構成されています。修士課程を博士前期課程、博士課程を博士後期課程と呼ぶ場合もあります。

  それでは、図の説明を行いましょう。

1. まずは、大学への入学です。
化学科では、皆さんの才能を多面的に評価する為、9種類の入試方法を用意しております。詳しくは、入試の説明のページをご覧下さい。
2. 皆さんが化学科に入学すると、基礎を固める1年生、より専門的な知識を身に着ける2〜3年生、そして研究能力を鍛え上げる4年生の三つのステージが準備されています。
化学科では、3年生と4年生との間に進級審査があります。4年生の卒業研究を行う為には、所定の単位を取得していなければなりません。
3. 優秀な学生は、3年生が終了する次点で、大学四年間で取得しなければならない単位をすべて揃えてしまう場合があります。このような学生の方には、早期卒業制度が用意されております。大学院の入学試験を受験することにより、三年生から大学院修士課程の1年生へと進学することが可能になります。もちろん、大学の卒業資格(学士)の称号も与えられます。
4. 規定の単位を取得することによって大学を卒業します。このとき、皆さんには学士の称号が与えられます。
大学卒業後の進路は様々ですが、大学院修士課程に進学する学生が多いようです。大学卒業後の進路は、別のページにまとめましたので、そちらをご覧下さい。
5. 化学科の学生が、首都大学の大学院に入学する為には、

(I) 9月、あるいは2月に行なわれる入学試験に合格すること、
(II) 学部の成績に基づいて判定される推薦入学制度に申請を行い合格すること

の二つの方法があります。
もちろん、他大学の大学院に進学するという進路もあります。大学院進学の詳しいデータは、進路のページをご覧下さい。
6. 大学院にも、もちろん講義がありますが、研究が生活の中心になります。修士二年生ともなりますと、ほとんどの学生が学会で自分の研究成果を発表します。
講義、そして研究成果に対する単位認定後、大学院修士課程を卒業します。大学院の卒業は、修了と呼ばれることが多いようです。また、修士課程を修了することにより、修士の学位が授与されます。
7. 研究のプロフェッショナルとしての道を歩もうとする学生の方には、博士課程への進学をお勧めします。大学や各省庁の研究機関、そして企業の研究職においても、博士号を有している人材が求められています。
化学コースの博士課程への入学試験としては、語学の他、修士課程までの研究成果の発表と、それに対する口頭試問が課せられています。
8. 多くの博士課程の学生の方は、約三年で学位論文を仕上げます。提出された論文内容に対する質疑応答等の審査を経て博士課程を修了し、博士の称号が与えられます。
9. 博士課程においても、優れた研究業績を達成した方を対象に、早期卒業制度が準備されています。